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吉田所属セインツ監督、選手の“ゲーム中毒”に警鐘。Wi-Fi遮断など対策

text by 編集部 photo by Getty Images

ラルフ・ハーゼンヒュットル
サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督【写真:Getty Images】

 DF吉田麻也が所属するサウサンプトン(愛称:セインツ)のラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、選手たちを“ゲーム中毒”から守る必要があると訴え、ホテルのインターネット回線を遮断するなどの対策を取っていることを明かした。英メディア『BBC』などが伝えている。

 ハーゼンヒュットル監督は以前に指揮していたドイツのRBライプツィヒでも、選手がゲームに熱中しすぎることに悩まされていたという。「試合前日に午前3時までゲームをしていた選手もいた」と振り返っている。

「中毒になってしまう選手を守らなければならない。小さな問題ではない。正直に言えば、アルコール中毒やドラッグ中毒と同じものだ」と同監督は対策の必要性を訴えている。

 現時点でサウサンプトンには深刻な問題を抱えている選手はいないものの、対策は取っているとのこと。「たとえば、ホテルでは夜にWi-Fiをブロックしている。それ以上プレーできないようにするためだ」と例を挙げた。

 英紙『ザ・サン』は27日付で、ゲームに熱中するあまり選手としてのキャリア継続が危うい状況に陥ったとされる匿名選手のインタビューを掲載している。1日に平均8~10時間、最大で試合前日に16時間ゲームをしたこともあったというその選手は練習を無断欠席することも増え、中毒解消に向け専門家の治療を受けているという。

【了】

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