2007年のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナは、昨年12月から行っていたクラブ歴代ベストゴール選出に向けたファン投票の最終結果を28日に発表した。FWリオネル・メッシによるゴールが1位から3位までを独占する結果となっている。
候補とされた63のゴールの中から、ファン投票を経て最終候補に残ったのは4つのゴール。そのうち3つがクラブの歴代最多得点者でもあるメッシのゴールであり、もうひとつはMFセルジ・ロベルトがチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン戦で決めたゴールだった。
最終投票で45%の票を獲得して歴代ベストゴールに選ばれたのは、メッシが2007年コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝のヘタフェ戦で決めたゴール。自陣内から相手4人をかわしながら独走で持ち込んで決めた、ディエゴ・マラドーナの“5人抜き”を彷彿とさせるゴールだった。
2位にはメッシが2015年コパ・デル・レイ決勝のアスレティック・ビルバオ戦で決めたゴール(28%)、3位には同じくメッシが2011年のCL準決勝レアル・マドリー戦で決めたゴール(16%)が選ばれ、メッシのゴールがトップ3を独占した。
セルジ・ロベルトのゴールは11%の票を獲得して4位となった。最終投票には160ヶ国のファンから投票が寄せられ、総計50万票以上が集まったとのことだ。
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