ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター
左からポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、ジョン・レノン【写真:Getty Images】
ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター(イングランド出身/バンド「ザ・ビートルズ」のメンバー)
リバプールやマージーサイドの名称は、サッカーファンであればクラブやダービーマッチを思い浮かべるだろう。しかし、音楽ファンにはサッカーではなく真っ先にビートルズを思い浮かべる人も多いはず。
1960年代に全世界で熱狂的に愛されたバンド「ザ・ビートルズ」のメンバーは全員がマージーサイド州リバプールの出身。同時期に数多く活躍したリバプール近郊出身のバンドは「マージービート」と称された。
リバプールのホームスタジアム、アンフィールドを筆頭に日本ではFC東京など世界中の様々なスタジアムでファンが唄う「ユール・ネバー・ウォーク・アローン」は、ジェリー&ザ・ペースメイカーズというマージービートのバンドが発表したシングルが由来となっている。
そんなビートルズのメンバーの中では、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの3人がリバプールのファンだった。そして、ポール・マッカートニーはただ1人エバートンのファンである。
1973年に発表したベスト盤のレコード、赤盤と青盤はリバプールとエバートンのチームカラーをモデルにしたという。
のちに解散につながるメンバー間の確執の1つの原因に愛するクラブの違いがあったという噂も出たが、真実か否かは定かではない。
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