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サッカー本大賞2019、「読者賞」は『監督の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめてこの稼業を・愛する・ようになったか』。著者のコメントを紹介

text by 編集部 photo by Editorial Staff

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『監督の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめてこの稼業を・愛する・ようになったか』で「読者賞」を受賞したひぐらしひなつさん【写真:編集部】

 3月27日(水)、日本出版クラブにて第6回を迎える「サッカー本大賞2019」の授賞式が行われた。

 はじめに今回ノミネートされた10作品の優秀作品に賞状が授与された。その後、本年度の「サッカー本大賞」「翻訳サッカー本大賞」「読者賞」が発表された。

 フットボールチャンネル上での読者投票によって選ばれた「読者賞」には、『監督の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめてこの稼業を・愛する・ようになったか』(ひぐらしひなつ 著、内外出版社 刊)が選ばれた。投票総数1019票のうち、386票を獲得しての受賞となった。

ひぐらしひなつ氏受賞コメント
「読者の方に選んでいただくという大変ありがたい賞をいただいたんですけれどもこれは組織票だなと思います(笑)。5人の監督を書かせていただきましたので、5人の監督が指導なさったチームのサポーターの方々。

 実際、北野誠元監督はTwitterで『投票してね』とカマタマーレサポーターに呼び掛けてくださったり、片野坂監督は声がよく枯れるので浅田飴さんがスポンサーについてらっしゃるんですが、浅田飴さんの公式Twitterアカウントでも『投票してね』と……(笑)。

 どう見ても組織票なので他ノミネートされた皆様に申し訳ない気もしつつ、ただこういった賞いただけたことで内外出版のつのさんにちょっとだけ華を持たせることが出来ました。ありがとうございました」

 受賞作は5人の監督のまさに異常ともいえるサッカーへの愛情を描いた一冊。

【了】

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