ニコロ・バレッラ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは今夏にMFメスト・エジルとヘンリク・ムヒタリアンの放出を検討している。米メディア『ESPN』などが現地時間の26日に報じた。
アーセナルは夏の移籍市場での補強資金がわずか4500万ポンド(約65億円)と報じられている。その為、補強予算を捻出する為、今年で31歳になるエジルと30歳になったムヒタリアンの放出を検討しているようだ。
エジルは今季ベンチスタートが多いものの、公式戦24試合に出場し5得点を記録している。ムヒタリアンは同25試合に出場し4得点となっている。だが、クラブとしては若返りを図り、新たな中盤のゲームメーカーを獲得したいと考えているようだ。
さらに、アーセナルではウェールズ代表MFアーロン・ラムジーのユベントス移籍が内定。また、負傷離脱中のFWダニー・ウェルベックと今季限りで契約が切れ、来季意向の契約を更新しない意向であるという。エジル、ムヒタリアン、ラムジーに加え、ウェルベックの放出も検討している。
高給取りのエジルの放出、ムヒタリアンの売却で資金を捻出しようと考えているアーセナルは今夏の移籍市場で、カリアリに所属するイタリア代表MFニコロ・バレッラを補強の第一ターゲットに挙げているようだ。
アーセナルは改革に踏み切り、来季のトップ4入りを視野に入れている。
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