バルセロナ【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)のアウェイチケットの価格に関して不当な引き上げが行われていたことから、欧州サッカー連盟(UEFA)が上限を設定した。26日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
2017年11月にアンデルレヒトのホームで行われた試合では、アウェイ席側のチケット価格を85ポンド(約12410円)に引き上げ、これに抗議するバイエルンファンがボイコットする事態に陥った。また、今年4月に行われるCL準々決勝のバルセロナ対マンチェスター・ユナイテッドの試合においては、先にバルセロナ側がアウェイ席側のチケット価格を102ポンド(約14892円)に設定。対抗措置としてユナイテッド側もアウェイ席側のチケット価格を102ポンドに設定している。
相次ぐ不当なアウェイチケット価格の引き上げ競争。これに終止符を打つべく、UEFAが上限を設定することにしたようだ。同紙によると、今後行われるUEFAクラブコンペティション委員会で話し合われる予定とのこと。一部では、上限30ポンド(約4382円)との案もあるそうだが、果たして…。
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