南野拓実【写真:Getty Images】
【日本 1-0 ボリビア キリンチャレンジカップ2019】
日本代表は26日、キリンチャレンジカップ2019・ボリビア代表と対戦して1-0で勝利した。
南野拓実は「前半の選手たちがしっかりボールを動かして相手を揺さぶってくれたおかげで後半僕らの役割っていうのは相手を仕留めることだったり、その中でダイナミックさを出すとかゴールに向かう、ゴールを決めるっていうところが僕たちの役割だったんで、結果的に勝利できたんでよかったと思います」と試合を振り返った。
76分には堂安律のパスを受けた南野が後ろから追い越してきた中島翔哉にパスを預け決勝ゴールが生まれた。「お互い3人の特長っていうのはどんどん日に日に理解し合えてると思うし、練習でも長い時間プレーしてることが多いんで、連係っていうところはどんどんよくなってきてるんじゃないかなと思います」と南野は連係に手応えを感じているようだ。
同じピッチでプレーは出来なかったが、香川真司について南野は「みんなが知ってる通り、一番実績のある選手で、練習からも、例えば乾君とのコンビネーションであったりとか、ターン、前を向く技術とかそういうところは僕も参考にする部分はいっぱいあった」とその存在感の大きさを認めている。
また「しっかりスペースがない中で間で前を向いて攻撃の起点になってたし、たぶん僕が底に入ってできないことを真司君はやってたと思うし、それがチームの攻撃の起点になっていた」と香川のプレーを分析した。
「まあ2点目3点目取れたチャンスあったと思うし、自分のミスで少しそれを取られて逆にピンチになる場面もあったんで、そういうところはしっかり今後、個人として精度を上げていきたい」と話す南野は所属するザルツブルクで更なる成長を目指す。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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