ボリビア代表を率いるエドゥアルド・ビジェガス監督【写真:舩木渉】
【日本 1-0 ボリビア キリンチャレンジカップ2019】
3月26日にキリンチャレンジカップ2019の試合がノエビアスタジアム神戸で行われ、日本代表はボリビア代表と対戦し1-0の勝利をおさめた。試合後、ボリビア代表を率いるエドゥアルド・ビジェガス監督が記者会見に臨んでいる。
まず、試合を振り返って「今日は非常に強度の高い試合運びになったと思う。両チームとも非常にいい戦術をピッチ上で展開していたと思うが、日本の方が攻撃面で我々を上回っていたのは認めなければならない。なかなか自陣でもボールを保持できなかった。だが、試合が進んでいくにつれて、ボリビアがいくつか交代をしてポゼッション率も上がり、チャンスもいくつか作ることができた。今日は若い選手が多くプレーし、何人かは初めての代表戦だった。彼らがA代表の試合で経験を積むことは非常に良かったと思う」とし、収穫があった試合であることを明かした。
韓国戦で0-1の敗戦を喫していたボリビアは、これでアジア勢に2連敗。その中でも、どちらの試合の方が厳しかったか聞かれると「どちらが厳しかったかといえば、韓国戦だったと思う。なぜならボリビアから長旅をした後だったから。韓国戦の前は試合前に3回のトレーニングだけで、日本戦の前は順応する時間もより多く取れたので、より良いパフォーマンスができた。2試合とも非常に要求度の高い試合ができた。我々のような若い選手と新しいチームスタッフにとっていい経験だった」と話し、コンディション的な面から韓国戦の方が厳しかったと語っている。
今後の予定については「4月に短期合宿を引き続き行う予定。国内リーグが22日に終わるので、その後6月の第1週に別の合宿をやる予定。その時に試合ができると聞いている。残念ながら聞いていたコロンビアとの試合はできないようだが、非公式だがフランスと試合ができるかもしれないと聞いている。高いレベルの国と対戦できることは非常に有意義なので、ぜひ実現させたいと思う」と話し、コパ・アメリカに向けては「みなさんありがとうございました。ぜひ6月のコパ・アメリカで日本代表とお会いすることを楽しみにしています」と語っている。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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