1トップは誰に?
中盤の底は橋本拳人と小林祐希のコンビか。橋本は追加招集という形で森保ジャパンの一員となった。出場すればデビュー戦となるが、強度が求められるFC東京でも違いを見せており、持ち味を発揮したいところ。小林はコロンビア戦で途中出場。キックの精度が高く、周囲との連係も悪くなかった。チームをけん引するプレーを見せたい。
2列目は左が宇佐美貴史、右に乾貴士。トップ下に香川でどうだろう。乾は今冬にアラベスへ移籍し、右サイドのポジションを奪取。左が最も得意ではあるが、右でも問題なくプレーできる。また、香川とのコンビネーションには阿吽の呼吸がある。森保ジャパンはNMDを筆頭に縦に速いサッカーが一つの特徴となっていたが、香川・乾のコンビは違った色を生み出せるのではないか。
そして、1トップは鎌田大地のプレーをスタメンで見てみたい。ベルギーではスコアラーとしての力も証明しており、周囲との連係からゴールを目指すことも可能。大迫勇也のように相手を背負った状態でボールを収めるタイプではないため、2列目の選手のサポートが鍵となる。
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