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来日メンバーに3人の「バカ」…ボリビアでは一般的な名字

text by 編集部 photo by Getty Images

レオナルド・バカ
ボリビア代表のレオナルド・バカ【写真:Getty Images】

 26日に神戸で行われるキリンチャレンジカップ2019の試合で日本代表とボリビア代表が対戦する。日本サッカー協会(JFA)はこの試合に向けたボリビア代表の来日メンバーを25日に発表した。

 発表されたメンバーには、同じ名字を持つ3人の選手が含まれている。MFラミロ・バカ、FWレオナルド・バカ、FWヘンリー・バカの3人だ。

 アルファベットでの綴りは「Vaca」だが、スペイン語ではvをbと同じように発音するため、カナ表記では「バカ」とするのが妥当となる。日本語話者としては、どうしても「馬鹿」という単語を連想してしまうかもしれないが、当然ながら何の関係もない。

 スペイン語で「雌牛」を意味するこの名字はボリビアではごく一般的で、今回のメンバーに含まれている3人も兄弟などではない。過去にボリビア代表で活躍した選手にも、2011年コパ・アメリカに出場したMFホセリート・バカ、GKダニエル・バカなどがいた。

 世界の名字のデータサイト『forebears.io』によれば、「バカ」は2014年時点でボリビアで23番目に多い名字だという。人口の0.5%強にあたる約5万8000人がこの名字を持っているとのことだ。

【了】

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