ディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
現地時間22日に行われた国際親善試合で、アルゼンチン代表はベネズエラ代表に1-3の敗戦を喫した。アルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏は自国の代表チームを取り巻く状況を酷評している。アルゼンチン『ナシオン』などが伝えた。
アルゼンチンはスペインのマドリードで行われた試合でベネズエラと対戦。FWリオネル・メッシがロシアワールドカップ以来となる復帰を果たしながらも、同じ南米のベネズエラに手痛い敗戦を喫する結果に終わった。
メキシコ2部のドラドスで監督を務めているマラドーナ氏は、23日の試合後の会見でアルゼンチン代表についてコメント。ベネズエラ戦を観たかどうかとの質問には、「観ていない。ホラー映画を観る趣味はないからね」と皮肉を交えて答えた。
マラドーナ氏は選手たちではなく、アルゼンチンサッカーの上層部を標的としている。「適切ではない者たちが代表チームを管理し続けている。ベネズエラに勝てるとでも思っていたのか? ベネズエラは成長中の良いチームだ」
「このままでは残念ながら、アルゼンチンは1試合も勝てないだろう」とマラドーナ氏。「あの嘘つきどもをまだ信じているアルゼンチンの人々を気の毒に思う」と辛らつな批判を繰り出している。
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