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柴崎岳が感じるチーム全体の危機感。「ピリッとした雰囲気」新戦力には「しっかり伝える」

text by 編集部

柴崎岳
柴崎岳【写真:Getty Images】

 日本代表は24日、26日に行われるキリンチャレンジカップ2019のボリビア代表戦に向けた練習を行った。

 スペインのヘタフェに所属するMF柴崎岳は22日に行われたコロンビア戦でゲームキャプテンとして、キャプテンマークを巻いた。

 新戦力も加わったことでの変化について柴崎は「別に大きく変わる部分、テーマ的にはないと思いますし、しっかり継続して、もちろん新戦力もいますし、色々なメンバーの底上げだったり、テストマッチですので、まあ色々試すこともあるでしょうし、でもチームとして戦うところも、結果を求めながらやることをやれればと思います」と話した。

 ロシアワールドカップやアジアカップを経験した柴崎はチーム内の雰囲気について「リーダー的な、引っ張ってきている存在というのは、今回は中々いないので、色々なことを経験したりとか、そういう先輩たちの姿を見てきている自分とかからすると、そういった部分も多少はチームに求めていかなきゃいけないかなと思います。ちょっとチーム内でもピリッとした雰囲気も今回はあるので、新戦力とか新しく入ってきたメンバーに対して、わからなそうなところがあればしっかり伝えていったりしていきたい」と話した。

 森保ジャパンはアジアカップ決勝から2連敗となったが、柴崎は「結果がもちろん出ていないのは確かですし、アジアカップを踏まえて、決勝で結果を出せなかったのは事実ですので、やっぱり自分たちがさらに向上していかなければいけない立場ではあるし、無駄にしている時間もないので、ある程度厳しさも含めて、全員が同じ方向を向いてやっていかないと。クラブとは違うやり方ですけど、焦りということではないですけどね。そういうピリッとした雰囲気だったりというのは、結果からももちろんきているものもありますし、元々持っているものでもあります」と話し、危機感は感じている。

 経験ある中堅として柴崎が学んだものを若手に伝え、結果につなげたい。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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