ヴィットーリオ・チェッキゴーリ
ヴィットーリオ・チェッキゴーリ元会長【写真:Getty Images】
ヴィットーリオ・チェッキゴーリ(フィオレンティーナ)
在任期間:1993年~2002年
ヴィットーリオ・チェッキゴーリは、イタリアの映画プロデューサーでもあった父から経営を引き継ぐ形で会長に就任した。
最大の功績は1995/96シーズンのコッパ・イタリア優勝だ。前年にマヌエル・ルイコスタを獲得。父の時代に加入していたガブリエル・バティストゥータとのコンビで一時代を築いた。しかし、黄金期の放漫経営が祟って財政破綻。主力選手を次々に放出し、成績も低迷。2002年には4部リーグに降格させられてクラブは消滅した。
その後、フィオレンティーナは一度失ったクラブの名称使用権を落札。チェッキゴーリ親子によって、クラブは栄光と没落の両方を経験することになった。
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