久保建英【写真:Getty Images】
【U-22東ティモール 0-6 U-22日本 AFC U-23選手権予選第2節】
AFC U-23選手権予選グループI 組第2節の試合がミャンマーのヤンゴンで行われ、U-22日本代表がU-22東ティモール代表と対戦した。
初戦ではマカオに8-0の勝利で白星発進を切っていた東京五輪世代のU-22代表。第2戦では先発メンバーのうちDF板倉滉を除く10人を入れ替え、日本の築舘範男監督が率いる東ティモールとの試合に臨んだ。17歳の久保建英も先発に名を連ねる。
前半13分には日本がPKを獲得。左サイドの杉岡大暉がディフェンスラインの裏へ送ったクロスに田川亨介が反応し、GKと交錯してファウルを受けた。だが絶好の先制チャンスとなったこの場面で、田川は自ら蹴ったPKを大きくゴール上に外してしまう。
マカオ戦に続いてなかなかゴールが生まれない時間が続いたが、24分には待望の先制点を奪う。久保からのクロスを左サイドの板倉が頭で折り返し、ゴール前の田川がダイビングヘッドで力強く押し込んだ。
28分には久保がエリア内での巧みなリフティングからボレーシュートで枠を捉えるなど、何度か追加点のチャンスもあった日本だが2点目は奪えず。前半は1点のリードで折り返す。
後半開始直後には東ティモールにゴールに迫られ、やや嫌な形での立ち上がりとなったが、久保がそのムードを払しょく。54分、エリア手前左寄りの位置でのFKから、久保が放ったシュートがGKの脇の下を抜いてゴール左下隅に収まった。
さらに60分、伊藤達哉からのCKに立田悠悟が右足で合わせて3点目のゴールを記録。71分にも板倉が鮮やかなミドルシュートで2試合連続となるゴールを決めてリードを広げた。
74分には左からのクロスをエリア内右サイドで受けた久保が豪快なシュートを叩き込んで自身2点目。その3分後にも交代出場の上田綺世が杉岡からのクロスに合わせ、初戦のハットトリックに続いて今大会4点目となるゴールを決めた。
日本は2試合連続の大勝で予選突破へ大きく前進。26日に行われる最終節は地元ミャンマーと対戦する。
【得点者】
24分 0-1 田川亨介(日本)
54分 0-2 久保建英(日本)
60分 0-3 立田悠悟(日本)
71分 0-4 板倉滉(日本)
74分 0-5 久保建英(日本)
77分 0-6 上田綺世(日本)
【了】