U-20日本代表がアルゼンチンに敗戦【写真:Getty Images】
欧州遠征を行っているU-20日本代表は、現地時間23日にスペインのムルシアでアルゼンチンU-20代表と対戦し、0-1で敗戦を喫した。その決勝点となったオウンゴールが目を疑うものであったとして対戦国アルゼンチンなどのメディアで取り上げられている。
前半8分、中盤でこぼれ球を拾ったアルゼンチンは左サイドに展開。ドリブルでゴール前への侵入を図ったMFエセキエル・バルコは転倒し、日本のゴール前にボールがこぼれた。ファウルは取られず、日本は危険を回避したかに見えた。
周囲に全く相手選手のいない状況で、DF小林友希はおそらくGKにボールを渡そうとしたのだろう。だがゴールに向けて軽く転がしたボールは、左へ動こうとしたGKの逆を突く形となってしまい、そのままネットに転がり込んだ。
アルゼンチン『クラリン』は「信じがたいオウンゴールのおかげで勝利」、『オレ』は「普通ではないゴール」と自国チームの勝利について報道。ブラジル『グローボエスポルチ』も「この日最も奇妙なオウンゴール」と伝えるなど他国メディアでも話題となっている。
U-20代表は21日のポーランド戦にも1-4で敗れており、2連敗となった。25日には今遠征の最終戦となるアメリカとの対戦が予定されている。
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