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南野拓実、香川真司との15分弱の共演で「役割分担が見えた」。失点後の戦い方は「物足りない」

text by 編集部

南野拓実
南野拓実【写真:Getty Images】

 0-1で敗戦した22日のコロンビア戦から一夜明け、日本代表はボリビア代表戦に向けた練習を23日に日産スタジアムで行った。

 オーストリアのザルツブルクに所属するMF南野拓実はコロンビア戦で先発し、79分までプレーした。練習後、南野は自身のプレーについて「昨日初めて1トップの位置に入ったんで、だからいつもはトップ下としてもう少しいつものポジション、ビルドアップに関わったりとか、間で顔出しながらっていうのを意識してますけど、昨日に関してはゴール前でしっかり仕事できるように、もうちょっとゴールに近い位置に張って、FWとしてのポジショニングを意識してプレーしてました」と話した。

 南野はロシアワールドカップ以来の招集となったベシクタシュMF香川真司とは2015年に行われたイラン代表との国際親善試合で共演。その時は、香川が先発フル出場。南野は87分からの途中出場で、AT含め8分程度の共演だった。

 コロンビア戦では約4年ぶりに香川と共演。香川とのコンビネーションに関して南野は「真司君が入ったことによってビルドアップのところが僕らのリズムが出てきた部分があったし、そういうところは真司君が入ったら真司君のよさでもあるし、チームの強みにもなってくるんで、そこは任せて自分はもう少し前で、FWとしてのポジショニングっていうのをもう少し意識してプレーできれば、時間短かったんで何とも言えないですけど、そういう役割分担っていうのは少し見えたかなというふうには思いますけど」と話し、約15分弱の共演だったが、試合の中でお互いの役割を認識できていたようだ。

 また、PKで失点後、同点ゴールを奪えなかったことについて「ああいう世界の強豪とやった時に1点取られて、相手が少し引いて後ろで守る体制に入った時にどうやって崩すのかっていうのは、昨日の感じだったら、少し物足りないんじゃないかなと思ってるし、そこは今後どうしていくべきかっていうのはまたしっかりチームとしても改善していかなければいけないなというふうには思います」と話した。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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