アダム・ジョンソン【写真:Getty Images】
元イングランド代表のアダム・ジョンソンが釈放された。22日、英『BBC』などが伝えている。
サンダーランドやマンチェスター・シティ、ミドルスブラなどで活躍したA・ジョンソンは、2016年に当時15歳のファンと性的関係を持った罪などで逮捕された。これでサンダーランドから解雇され、3年間を刑務所で過ごしている。
自由な時間を取り戻したA・ジョンソンだが、かつての生活は戻ってこないというのが現地メディアの見方だ。
31歳のA・ジョンソンは、トレーニングを重ねれば、再びプロのレベルになる可能性はある。しかし、『デイリー・メール』は「サッカー界復帰を望むのであれば、この国ではほぼ不可能」とした。
同紙は、複数のイングランド国内クラブの人間と話した結果、そうだとしている。実際、イングランド3部のクラブの幹部は、「いかなるレベルのクラブでもあり得ない」と話したそうで、性犯罪者と契約というリスクをおかすクラブは出てこないという見解だ。
また、国外でのプレーも簡単ではないと同紙はみている。中国やアメリカでビザが発給されることは考えにくいため、こちらも実現への道は困難を極めそうだ。
刑務所内では多くの時間をジムで過ごし、頻繁にサッカーをしていたというA・ジョンソン。再びプロとしてサッカーをする日は訪れるだろうか。
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