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日本代表 6年前

柴崎岳・宇佐美貴史・昌子源・小林祐希。問われる「プラチナ世代」の真価と新時代のリーダーシップ

text by 舩木渉 photo by Getty Images

宇佐美貴史が抱き続ける代表への思い

宇佐美貴史
宇佐美貴史【写真:Getty Images】

 ロシアワールドカップ以来の日本代表復帰となった宇佐美は、「代表への思いは離れたからとかはなく、常に強いものがあります。代表を意識して、常に行きたいと思っている場所ではある」と熱い思いを語り、「年齢的にもチームを引っ張っていく立場としての自覚があるか?」という質問には次のように答えた。

「自覚と言えるほどの代表での実績は残していないですけど、そうですね…年齢もそれくらいですし、中心になっていかないと。今はそうなれていない状況への悔しさや歯がゆさもありますし、そうやってなっていかないといけないという危機感はもちろんあります。『代表の中心としてやっていく自覚が…』と言えるように、自分自身プレーで出していかないといけないので、はい。競争の一番下からスタートしていく立場だなと自分では思っています」

 同じくロシアワールドカップ以来の日本代表入りとなった昌子も「自分自身も代表の経験が、キャップ数が多いかと言ったら全然だと思うし、それこそ(香川)真司くんとかね、そういう人に比べれば全然ですし」とは言いつつも、「だけど自分が代表で経験したことというのは、ちょっとでも還元していければ」と世界の舞台で得た経験を若い選手たちや新顔たちに伝えていくつもりだ。

 そして昌子は、自分たちより上のベテランたちと、森保ジャパンで躍動する若手たちとの間になる世代の一員として、コミュニケーション面でのチーム内での役割の大きさも自覚している。

「年齢的に言うとたぶん、ちょうど真ん中くらいだと思いますし、どちらかというと下の方が多いのかなと思う。でもしっかり上の年齢の人たちと、下とのパイプ役というか、いろいろな話ができたらなと思っていますし、どちらかに偏ってもいけないと思うし。しっかり満遍なくいろいろな選手と、初めての選手が多いので、いろいろな会話ができたらなと思います」

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