南野拓実【写真:Getty Images】
日本代表は21日、翌日のキリンチャレンジカップ・コロンビア代表戦に向けて会場となる日産スタジアムで練習を行った。
南野拓実は練習後「強烈な選手が何人かいて、そこをどううまく対応するかっていうのはチームとしての課題になってくると思いますし、攻撃の部分に関してはどれだけこっちが前向きにボールを持てるか、で、自信を持ってビルドアップで相手を押し込めるかっていうのは1つのカギになると思う」とコロンビアの印象について話した。
念願だったという香川真司と一緒にプレー出来る事について問われ「まあ真司君だけじゃなくて、他にも実績のあってレベルの高い選手ばっかりですし、練習しててすごく楽しいし、自分も刺激をもらいながら、試合に向けていい準備ができてるんじゃないかと思います」と語った。
香川が選ばれた事で今回の合宿では南野のワントップでの起用の可能性もある。「僕はその1トップでもし入ったとしてもできるっていうか、まあ、このチームでプレーするイメージはありますけど、でもまあどうなるかは分かんないんで、いろんな状況を想定しながらやっていければいいかなと思います」と様々なことを頭の中に入れているようだ。
一方でAFCアジアカップ2019のポジションでプレーする場合、香川と定位置争いが濃厚だ。「もちろん競争だと捉えてます。でも真司君は誰が見ても日本で一番実績のある選手で、一番経験があって、一番実力がある選手だと思うんで、僕はその中でも、ここは別に僕だけじゃなくてみんなが競争してる場所なんで、まあでも真司君のいい部分っていうのを見て、学んで、自分らしいプレーを別にしていければいいかなと思います」と自分のプレーに集中する事を強調した。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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