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「FWなんでゴールを取る」。鈴木武蔵、初のA代表選出でアピールを狙う

text by 編集部 photo by Getty Images

鈴木武蔵
鈴木武蔵【写真:Getty Images】

 日本代表は21日、翌日のキリンチャレンジカップ・コロンビア代表戦に向けて会場となる日産スタジアムで練習を行った。

 今回が初のA代表選出となった鈴木武蔵は「ホント久々に日の丸のユニフォームで試合できるんですけど、ホント楽しみですし、今までやってきた仲間たちともまたこうやってできるのはすごい楽しみです」と充実した合宿を過ごしている事を明かした。

 森保一監督に求められている事を問われると「自分の特長である背後に抜けるところとかクロスのところは思い切って出してほしいというところと、まあ起点になるっていうところと、あとはなるべくペナ幅で動いて、決定的なパスを受けるポジション取りというか、背後の受け方」と語る。

 昨年所属していたV・ファーレン長崎で11得点とブレイクし、今季から北海道コンサドーレ札幌でプレーする鈴木は新天地でも4試合で3得点を記録している。

 好調な要因として鈴木は「ホントいつも呼び出されて2人で話して、僕がちょっと焦ってる時もあったんで、そういうときはホント今のままじゃ点取れないし、FWは焦ってちゃ絶対点取れないから、落ち着いてっていうか、いつも通り、練習からゴールを決めれる人が試合でもゴールを決めると、練習でも100パーで試合と同じようにやれって言われてました」と長崎在籍時に指導を受けていた高木琢也監督(現・大宮アルディージャ監督)によるメンタル面でのアドバイスを挙げた。

 現在所属する札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督には「我慢すること」を言われている鈴木は「最初練習やった時とかすごい動き過ぎって言われてたし、ホントタイミングでどこに自分が今、動かなきゃいけないか、予測ってところはすごい練習の時から言われてます」とオフザボールの質も向上に務めているようだ。

 最後に鈴木は「FWなんでゴールを取るってところ。まだまだ日は浅いんで、試合の中でも話し合って、コンビネーションっていうか連携面でもっと向上できればいいと思ってますし、一番はやっぱゴールを取るってことです」と今回の代表2連戦での目標を語った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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