マーカス・ラッシュフォード【写真:Getty Images】
フットボール・アソシエーション(FA)が21日、イングランド代表に招集されていたマンチェスター・ユナイテッド所属の21歳FWマーカス・ラッシュフォードが足首負傷によりチームから離脱すると発表した。
ラッシュフォードは今季公式戦38試合に出場し12得点9アシストを記録。昨年12月30日のボーンマス戦から1月19日のブライトン戦まではプレミアリーグで4戦連続ゴールを決めており、大きな活躍を見せていた。ただ、2月24日のリバプール戦以降は足首に問題を抱えたままプレーを続けている。それでもイングランド代表に招集され、EURO予選に臨むチームに合流していた。
これで、代表ウィーク中の離脱者は5人目。イングランド代表のルーク・ショー、フランス代表のアントニー・マルシアル、セルビア代表のネマニャ・マティッチは負傷離脱で、スウェーデン代表のビクトル・リンデロフは個人的な理由によりチームから離れている。現時点で5人の離脱者がいるが、ベルギー代表に招集されたロメル・ルカクも負傷を抱えており微妙なところ。
代表に招集されたことで負傷し、クラブに影響を与えることもあることから“FIFAウイルス”と呼ばれている。代表ウィークは、クラブにとっても悩みの種と言えるだろう。すでにアレクシス・サンチェスやジェシー・リンガードなど多くの怪我人を抱えているだけに、これ以上の負傷者は避けたいところだ。
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