CBは昌子と冨安のコンビか
2大会ぶり5度目の優勝を目指したAFCアジアカップ2019で、日本代表は準優勝に終わった。同大会を経て、森保ジャパンはメンバーを入れ替えて3月シリーズに臨む。
香川真司が復帰し、鈴木武蔵らフレッシュな顔も名を連ねた。一方で吉田麻也、大迫勇也といった主力級は不在。そんな日本代表は22日にコロンビア代表と対戦する。ロシアワールドカップでも激突した南米の強豪を相手に、チームとしてどのようなパフォーマンスを見せるか注目される。
GKは中村航輔を推す。昨季は2度の脳震とうのためフル稼働できず、アジアカップのメンバーからも外れた。しかし、ロシアワールドカップにも出場しており、実力は折り紙つき。躍動感溢れるセービングでゴールを死守する中村。コロンビア戦で自身の価値を証明できれば、一気に日本代表の正守護神へと駆け上がるのではないか。
最終ラインは4バックで、左から安西幸輝、昌子源、冨安健洋、室屋成。安西は初招集だが、アジア王者の鹿島アントラーズでも好パフォーマンスを見せている。また彼の物怖じしないキャラクターを考えても、日本代表の一員としてすんなりプレーできるはずだ。
センターバックでは吉田麻也が招集されていない。一方で昌子源がメンバー入りを果たした。ロシアワールドカップで主力を務めた昌子は、その後フランスのトゥールーズに渡り、研鑚を積んでいる。日本代表の屋台骨を支えうる存在だけに、冨安健洋との連係を確かめたいところだ。
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