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香川真司、トップ下で先発か? 森保監督はコロンビア戦でアジア杯組に新顔をミックス【日本代表前日練習レポート】

text by 編集部

香川真司
香川真司【写真:舩木渉】

 日本代表は21日、翌日のキリンチャレンジカップ・コロンビア代表戦に向けて会場となる日産スタジアムで練習を行った。

 報道陣に公開された冒頭15分間では、ランニングやボール回しで選手たちのリラックスした様子も見られた。森保ジャパンになって初めて招集されたMF香川真司も調子は良好のようで、笑顔を絶やさず。合流初日から上機嫌で、ロシアワールドカップ以来の10番を背負っての先発出場も見えてきた。

 森保一監督は練習前に行われた記者会見で、コロンビア戦の先発メンバーについて問われると「基本的に明日のメンバーはアジアカップで主力として戦った選手と、また新たに加わった選手も交えながらメンバー編成をして戦いたい」と述べた。

 同時に「まだ全部が決まっているわけではない」と念押ししたが、MF柴崎岳やDF冨安健洋、MF堂安律、MF南野拓実といったアジアカップで多くの試合に先発出場した選手たちに加え、香川に10番を譲ったMF中島翔哉といった森保ジャパンのコアメンバーが多く先発するとみられる。

 すると注目されるのは、香川と南野の共存ということになる。あるいは南野か香川のどちらかをベンチに座らせるか。もし2人が同時に先発するとなれば、トップ下にキープ力に長けた香川、1トップに裏への飛び出しが武器の南野という新たなユニットが実現するかもしれない。

 チケットはすでに完売。満員の日産スタジアムで10番を背負った香川の姿を再び見られるか。彼が輝きを放てば、森保監督には新しい強力なオプションがもたらされることになり、今後に向けた嬉しい“悩み”になりそうだ。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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