マウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルに所属する26歳のFWマウロ・イカルディが、久しぶりに公式戦でプレーするかもしれない。20日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
現地時間2月9日に行われたパルマ戦を最後にピッチに立っていないイカルディ。事の発端は、現地時間2月14日に敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦のラピッド・ウィーン戦で、この試合にイカルディが招集されなかった。その理由について海外メディアは、「クラブ側はイカルディの招集を希望したものの、キャプテン剥奪に怒りを示したイカルディの方から招集されることを拒んだ」と伝えている。
キャプテン剥奪に至った原因はイカルディとの契約延長交渉が難航していることから。クラブは同選手からキャプテンを剥奪し、後任に元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチを指名している。そういった経緯もあり、イカルディが招集拒否したと考えられていた。
しかし後日、インテルが「右ヒザの炎症による治療に専念しており、イカルディは練習に参加しなかった」と発表。ラピッド・ウィーン戦に招集されなかったのは、負傷が原因であることを示唆した。それに伴いMRI検査を行なったが、何も問題は見つからなかったとインテルが発表している。
クラブとの関係が悪化しているイカルディだが、練習には合流したようだ。同メディアによると、代表ウィーク明けのラツィオ戦で戦列復帰する可能性があるとのこと。果たして、現地時間3月31日に行われる試合でプレーするのだろうか。
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