山口蛍【写真:Getty Images】
日本代表は19日、22日に行われるキリンチャレンジカップ2019のコロンビア代表戦に向けた合宿2日目を横浜市内の練習場で行なった。
2009年から在籍していたセレッソ大阪を離れ今季からヴィッセル神戸へ移籍したMF山口蛍は「大きな決断をしたなかで開幕を迎えて、ここまで今までになかった役割だったりとか、プレースタイル、チームのコンセプトも含めて、今の神戸は全然違うものにトライしているなかで、自分もそれにトライしながら、すごくいい感じで行けていると思います」と新天地での様子について語った。
神戸にはFWルーカス・ポドルスキを始めMFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャといったワールドクラスの選手がプレーしている。「いや、もう違うものが見えるっていうレベルの選手たちではないので、本当にレベルは明らかに今までいた選手たちと全然違う」と語る山口は「日頃のプレー一つひとつから驚かされることばかりなので、やっぱりそういう選手たちと常日頃からできるのは、自分たちにとってプラスでもあるし、自分としては本当に迷った決断ではあったけど、すごく良い決断だったんじゃないかなって。こうやって代表にも呼んでもらえたので、そう思います」と成長を実感しているようだ。
ロシアワールドカップ以来、約8ヶ月ぶりに代表に戻って来た山口は「今神戸でやっていることが評価されて、ここにいるのかなとは思うので、そういうのをもっとどんどん出していければいいかなとは思いますけど」と復帰できた要因を挙げた。
「監督が森保(一)さんになって、もちろん自分のプレーを見てくれたと思いますけど、今までと違ってまったくゼロからのスタートだと思うので。しかも自分は半年以上も森保さんから呼ばれていないので、ずっと呼ばれているメンバーとの差はあると思うので、そこに追いつくためには今まで以上に必死になってやらないといけないなって思います」と語る山口は激しい中盤のポジション争いに勝ち抜くことを誓った。
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