浦和レッズの杉本健勇【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第4節の試合が17日に各地で開催されている。15時キックオフの試合では川崎フロンターレとガンバ大阪、セレッソ大阪と浦和レッズ、サンフレッチェ広島と松本山雅FCがそれぞれ対戦した。
3連覇を目指す王者川崎Fは開幕から3試合連続のドロー。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)での勝利で弾みをつけたいところだったが、G大阪からもなかなかゴールを奪うことができない。
そのままスコアレスドローに終わるかと思われたが、後半アディショナルタイムに入ったところで左サイドからのクロスを三浦弦太が押し込んでG大阪が決勝点。川崎Fは今季初黒星を喫し、依然として未勝利が続いている。
C大阪は64分、都倉賢がペナルティーエリア左横で倒されてFKを獲得すると、ソウザがこれを右足で直接沈めて先制。だが76分には浦和もFKから山中亮輔のボールに興梠慎三がヘディングで合わせて同点とする。
さらに82分、逆転のゴールを奪ったのはC大阪から今季浦和へ移籍した杉本健勇。マルティノスが倒されて獲得したPKでキム・ジンヒョンを破り古巣からゴールを奪った。杉本の移籍後初ゴールが決勝点となり、浦和が2-1で2連勝を飾った。
広島対松本戦は61分、エリア手前左側からドリブルで切り込んだ柏好文が右足でゴール右隅へ先制ゴール。広島も2連勝を収め、今季リーグ戦2勝2分けと無敗を守っている。
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