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武藤嘉紀、2ヶ月半ぶりの出場。ニューカッスルはラストプレーで勝ち点1を手にする

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀とマット・リッチー
武藤嘉紀とマット・リッチー【写真:Getty Images】

【ボーンマス 2-2 ニューカッスル プレミアリーグ第31節】

 イングランド・プレミアリーグ第31節が現地時間の16日に行われ、FW武藤嘉紀が所属する13位ニューカッスルがアウェイで12位ボーンマスと対戦し、2-2の引き分けとなった。

 武藤はベンチスタートとなり、82分に途中出場となっている。

 12位ボーンマスとの直接対決となったニューカッスルは前半ATにカウンターからMFミゲル・アルミロンがドリブルで仕掛け相手陣内に侵入。ペナルティエリア手前の左の位置でFKを獲得。これをFWサロモン・ロンドンが強烈なシュートを突き刺した。前半終盤にニューカッスルが先制した。

 これで前半が終了し、1-0でニューカッスルが前半を折り返した。だが、後半開始早々にボーンマスが追いつく。48分、ファールの判定で奪ったPKをFWジョシュア・キングが決め、ボーンマスが同点に追いついた。

 81分、右サイドを崩したボーンマスは、最後MFドミニク・ソランケがマイナスのパスを送ると、キングがペナルティエリア手前からシュート。これがゴール左に決まり、ボーンマスが終盤に逆転した。

 そして、直後の82分にアルミロンに代え、ラファエル・ベニテス監督は武藤を投入する。これで武藤は1月2日のマンチェスター・ユナイテッド戦以来の出場となった。武藤は前線からプレッシャーをかけ、ボールを奪いに行くが、ゴールを奪うことができなかった。

 その後、同点に追いつきたいニューカッスルがラストプレーでチャンスを物にする。94分、DFデアンドレ・イェドリンが右サイドからクロスを供給。すると、ファーサイドにいたMFマット・リッチーがダイレクトボレー。強烈なシュートがゴール左に決まり、ニューカッスルが土壇場で同点に追いついた。

 これでニューカッスルが2-2とし、同点で試合を終えている。ボーンマスは土壇場で勝ち点3を逃した。

【得点者】
45+5分 0-1 サロモン・ロンドン(ニューカッスル)
48分 1-1 ジョシュア・キング(ボーンマス)
81分 2-1 ジョシュア・キング(ボーンマス)
90+4分 2-2 マット・リッチー(ニューカッスル)

【了】

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