パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは、数分間の遅刻により2000万円以上という多額の罰金をクラブから科されたようだ。仏紙『レキップ』が15日付で伝えた。
PSGは昨年10月28日に行われたリーグアン第11節の試合でマルセイユと対戦。だが、不動のレギュラーであるムバッペの名前は先発メンバーになく、後半途中から交代で投入された。MFアドリアン・ラビオも同様に先発を外れ、交代出場していた。
トーマス・トゥヘル監督は試合後に、両者を先発から外したのは「試合前のホテルでの規律の問題」だと説明していた。ムバッペとラビオは試合当日の出発前のミーティングに遅刻したようだ。
だが、わずか数分だったとみられる遅刻の代償は先発落ちだけではなかった。仏紙によれば、この一件でムバッペはクラブから18万ユーロ(約2280万円)近くの罰金を徴収されたという。
とはいえ、年俸1800万ユーロとも推定されるムバッペにとっては数日分の報酬に相当する程度の金額ということになる。徴収された罰金はPSG基金に寄付されるようだ。
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