レアル・マドリーのガレス・ベイル【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルの代理人は、ジネディーヌ・ジダン監督の復帰が同選手の去就に影響することが噂される状況の中、他クラブへの移籍の可能性を否定している。英メディア『BBC』が伝えた。
今季のマドリーで期待されたほどのパフォーマンスを見せられずに批判の対象となり、言語面や習慣面などでチームに馴染みきれていないことも取りざたされていたベイル。マドリーが今季終了後の放出を決断したとの報道もあった。
さらに、チーム自体の低調な戦いによりサンティアゴ・ソラーリ前監督を解任したマドリーの指揮官にはジダン監督の復帰が決定。同監督との関係が良好ではないとされるベイルがマドリーを去る可能性はさらに高まったとの見方もある。
しかし、代理人のジョナサン・バーネット氏は移籍の可能性を否定。「(残留するのは)もちろんだ。彼はレアル・マドリーでキャリアを終えたいと思っている」と主張した。
ジダン監督とベイルとの間では、希望するプレースタイルについて意見の相違があったことはバーネット氏も認めている。その上で、ベイルはマドリーでの現状に満足しており、今後の起用法などについてはジダン監督と話をする予定だと同氏は語った。
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