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マンCに記録的大敗のシャルケが監督解任。昨季2位から一転、国内でも低迷

text by 編集部 photo by Getty Images

ドメニコ・テデスコ
ドメニコ・テデスコ監督【写真:Getty Images】

 ドイツ1部のシャルケは14日、トップチームを率いていたドメニコ・テデスコ監督の解任を発表した。

 シャルケは現地時間12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのマンチェスター・シティ戦にアウェイで0-7の大敗を喫した。ドイツ勢にとってCLで史上最悪となるスコアでの敗戦であり、2試合合計2-10という点差もCL決勝トーナメントでの最多タイ記録という不名誉を伴う敗戦となった。

 低迷は欧州での戦いだけではない。シャルケはブンデスリーガでも3連敗を喫しており、シティとの2試合を含めて公式戦5連敗。その5試合で21失点と守備が崩壊し、リーグ順位も残留プレーオフ圏とわずか4ポイント差の14位に沈んでいる。

「シャルケはドメニコ・テデスコ監督を非常に高く評価していたが、簡単ではない決断を下した。慎重な検討の結果、現在の体制では状況の転換は不可能という結論に至った」とヨッヘン・シュナイダーSD(スポーツディレクター)は監督交代の理由を述べている。

 現在33歳のテデスコ監督は、2017年に31歳の若さで監督に就任。1年目の昨季は2位の好成績でシャルケに5シーズンぶりのCL出場権をもたらしたが、今季はリーグ開幕から5連覇を喫するなど苦戦が続いていた。

 16日に行われるリーグ次節のRBライプツィヒ戦ではフーブ・ステフェンス氏が暫定監督として指揮を執ることも発表されている。ステフェンス氏は過去に2度シャルケ監督を務めており、1997年にはUEFAカップ優勝も成し遂げた。

【了】

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