クラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
現地時間11日にセリエA第27節の試合が行われ、ローマはホームにエンポリを迎えて対戦。
試合開始して9分、コーナーキックで相手選手がクリアしたボールをローマのステファン・エル・シャーラウィが拾い、右足を振り抜いて先制点を決めた。しかし12分、相手のフリーキックからローマの選手がオウンゴールしてしまい、エンポリに追いつかれてしまう。
それでも33分、フリーキックからパトリック・シックがヘディングシュートを叩き込みローマが再び勝ち越し。80分にアレッサンドロ・フロレンツィが退場して1人少なくなったものの、リードを守り切ったローマが2-1の勝利をおさめている。
ローマを率いるクラウディオ・ラニエリ監督にとっては、今回の試合が就任後最初の試合だった。現地時間2日に行われたラツィオとのダービーマッチで0-3の敗戦を喫すると、現地時間6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのポルト戦でも敗戦。
これを受けて、ローマは7日にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ前監督の解任を発表し、その後任としてラニエリ監督の就任を発表していた。ラニエリ監督は2015/16シーズンにレスター・シティを率いてプレミアリーグ初優勝を経験。退任後は、ナントやフラムを渡り歩いていた。2009年から2011年までローマを率いたことがあるが、再びローマへ戻ってくることになった。
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