インテルのFWマウロ・イカルディが、クラブとの和解を望んでいる。妻であり同選手の代理人でもあるワンダ・ナラさんが、イタリア『カナレ5』の番組で語った。

　イカルディは先月のヨーロッパリーグでチームに帯同することを拒否して問題が大きくなっている。主将をはく奪されたイカルディは、ベンチ外が続いているところだ。

　それでもクラブと和解に向けた話し合いが進んでいることが報じられており、10日のSPAL戦はホームゲームということでスタンドに姿を見せる可能性があると言われていた。しかし、結局は自宅観戦だったという。

　ワンダ・ナラさんは「家族そろって家で試合をみたわ」とコメント。「誤解されて議論を呼ばないためにも、今は話さない方が良いと思う。ただ、私はマウロのために働いていて、彼はインテルに残ることを望んでいる。私は和解のために動いているの」と述べた。実際、最近は夫よりも「（インテルCEOのジュゼッペ・）マロッタとたくさん話しているくらい」とのことだ。

　ただし、イタリア『スカイ』によると、イカルディは11日の練習でも個別メニューだったとのこと。14日のヨーロッパリーグ・フランクフルト戦もチームから外れるのではないかとみられている。

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