マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第28節の試合が現地時間10日に行われ、マルセイユがニースに1-0の勝利を収めた。先発フル出場したマルセイユの日本代表DF酒井宏樹に対し、フランス各メディアはおおむね及第点やそれ以上の評価を与えている。
酒井は前節に続いてジョルダン・アマビの代役として左サイドバックで出場。61分には敵陣内左サイドにこぼれたボールを拾って後方のルーカス・オカンポスに戻し、そのオカンポスからのクロスがマリオ・バロテッリによる決勝ゴールに繋がった。
フランス『footmercato』は酒井に「7」と高採点。決勝点のバロテッリに次いで評価の高い選手の一人となった。攻守両面に貢献を見せていたとして、前半だけで11回のボール奪取を記録したなどのデータも紹介している。
『maxifoot』では酒井に採点「6.5」をつけ、「右サイドでも左サイドでもいつもどおり堅実な守備」と評価。『le Phoceen』でも採点「6.5」とし、ニースのDFユセフ・アタルに対する守備やオカンポスとの連携を称賛している。採点「6」の『90min』も「良い試合だった」と酒井を称えた。
一方、メディアによってはやや厳しい評価もある。『Yahoo!フランス』では採点「5.5」とし、「いつもどおり奮闘したが、左サイドは本来のポジションではないこともありやや苦戦」と寸評。『RMC』ではチーム内でワースト2番目タイとなる採点「5」をつけている。
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