イタリア・セリエAのローマはスポーツディレクター（SD）を務めていたモンチ氏との契約を解消したことを8日に発表した。同氏はアーセナルのテクニカルディレクターに就任する可能性が高いのではないかと報じられている。

　8日にはクラウディオ・ラニエリ新監督の就任も発表したローマ。それに先立ち、2017年からSDを務めていたモンチ氏との契約も双方合意のもとで解消することが合意に達したと発表されていた。

　モンチ氏に関しては以前から、アーセナルへ移る可能性が高くなっているのではないかと盛んに報じられていた。ローマとの契約解消が決定したことで、アーセナル行きへ大きく近づいたとの見方を英紙『テレグラフ』などが伝えている。

　モンチ氏はスペインのセビージャで17年間にわたってディレクターを務め、選手の発掘や売却などを通してクラブの成功に大きく寄与した。アーセナルで仕事をすることになったとすれば、セビージャでも監督を務めていたウナイ・エメリ監督と再会することになる。

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