マウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
フットボール・アソシエーション(FA)から処分を受けたトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、完全に不公平だとして不満を訴えた。7日に英紙『サン』が報じている。
問題を指摘されたのは、現地時間2月23日に行われたプレミアリーグ第27節のバーンリー戦。1-2で敗れた試合後、ポチェッティーノ監督がマイク・ディーン主審につめより、判定に関して批判的な言動を行なっていた。FAは不適切な行為と判断し、ポチェッティーノ監督に1万ポンド(約146万円)の罰金と、2試合のベンチ入り禁止処分を受けている。
この発表に、ポチェッティーノ監督は「2試合のベンチ入り禁止は完全に不公平だ。私はショックを受けている。内容に比例していないし膨張されている。しかし、今は何もできない。詳細に関する手紙が届いていないので、理由がわからないからだ。どういう経緯でそれに至ったのか私は知りたい。信じられないよ」と、処分に納得いかない様子を見せている。
続けて「私の顔の写真を貼り付けたマネキンをベンチに置こうか。そうすれば、選手は監督がいると思うだろう」との作戦も。「私はロッカールームに行くことは許されているが、ベンチ入りは禁止されている。変な話だ。確かに、審判につめよったのは間違いだったと理解している。しかし、2試合もベンチ入り禁止処分を受けるなんて考えてもいなかった」と話した。
ベンチ入り禁止処分が該当するのは現地時間9日に行われるサウサンプトン戦。もう1試合は、第31節のクリスタル・パレス戦の日程が確定していない影響で不確定だが、現地時間31日に行われるリバプール戦になる可能性も。ポチェッティーノ監督は上訴することも検討しているというが、果たして…。
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