イングランド・プレミアリーグのフラム指揮官を解任されたクラウディオ・ラニエリ氏にイタリア・セリエAのローマ指揮官就任の噂が浮上した。英メディア『サン』などが現地時間の6日に報じた。

　ラニエリ氏はチェルシーやユベントスなどヨーロッパの強豪クラブで監督を歴任した後、2009年から2011年までローマで指揮を執った。その後、2015年にレスター指揮官に就任すると、FW岡崎慎司やイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディらを要し、同クラブをプレミアリーグ初優勝まで導いた。

　2018年11月からフラムの指揮官に就任したラニエリ氏だったが、同クラブの調子は上がらず。先月28日に解任された。そんなラニエリ氏にローマ指揮官就任の噂が浮上した。

　一方、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が指揮を執るローマは、現地時間の2日に行われたラツィオとのローマ・ダービーで敗戦。さらに、同6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント一回戦でポルトに敗れ、ベスト16で敗退することとなった。

　同メディアによると、この結果を踏まえ、ローマはフランチェスコ監督の解任を決断するのではないかと言われ、その場合、ラニエリ氏が後任監督となる可能性があるという。

　ラニエリ氏の就任が決まれば、2011年以来のローマ指揮官就任となる。

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