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宮市亮、2021年まで契約延長合意。「ザンクト・パウリは第二の故郷」

text by 編集部 photo by Getty Images

宮市亮
ザンクト・パウリと2021年まで契約延長に合意した宮市亮【写真:Getty Images】

 ザンクト・パウリは5日、宮市亮と2021年までの契約延長に合意した事を発表した。

 ザンクト・パウリのクラブ公式TVで宮市は「さらに2年間このクラブでプレー出来る事はとても嬉しいです」と喜びを語った。

 26歳の宮市は2015年にアーセナルからザンクト・パウリに移籍した。しかし加入直後に左ひざの前十字じん帯を断裂すると、2017年には右ひざの前十字じん帯を断裂した。さらに2018年4月には復帰間近で再び膝を痛めていた。

 この様に度重なる負傷を乗り越えた宮市は、今季第6節インゴルシュタット戦で復帰すると、その試合で実に488日ぶりのゴールを決めるなどこれまでリーグ戦16試合に出場し3得点を挙げている。

「自分自身にとってザンクト・パウリは第二の故郷になった。怪我で苦しんでいた時期にクラブはサポートしてくれた。またファンやチームメイトにも支援してくれた事を感謝している。今後もチームの為に全力を尽くしていきたい」と話す宮市。チームは昇格圏内の2位まで勝ち点差「4」の4位と来季昇格の可能性も残しており、宮市の活躍で9季ぶりのトップリーグ返り咲きを狙う。

【了】

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