バルセロナのセルジ・サンペール【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するMFセルジ・サンペールは、現地時間5日に行われた会見に出席し、J1のヴィッセル神戸へ移籍することを認めてバルサに別れを告げた。クラブ公式サイトが伝えている。
6歳の頃から18年間をバルサで過ごしてきたセルジ・サンペールは、クラブとの契約を解消したことが4日に発表されていた。神戸へ移籍する見通しだと報じられていたが、それが事実であることを本人とクラブが認めた。
セルジ・サンペールはバルサを退団するにあたっての思いを口にした上で、神戸への移籍を決断した経緯についても説明。「連絡を受け、選択肢を提示された。受け取った情報はどれもが非常に興味深いものだった」と神戸からのオファーについて語っている。
「アンドレス・イニエスタとも何度も話をした。すごくテクニカルなリーグで、僕にもうまく合うと説明してくれた。三木谷浩史社長とも、副会長や強化部長とも話をした。今から強い意欲を持って楽しみにしている」と新たな挑戦への意欲を見せた。
セルジ・サンペールは間もなく来日し、正式に神戸に加入することになりそうだ。イニエスタやFWダビド・ビジャらを擁するチームに、バルサのサッカーを熟知する選手がまた一人加わることになる。
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