フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
フローニンゲンのダニー・バイス監督は、同クラブ所属の日本代表MF堂安律が退場処分を受けたことについて、出場停止で休養を取ることができるとして前向きに捉えている。地元メディア『RTVノールト』が試合後のコメントを伝えた。
堂安は現地時間3日に行われたオランダ・エールディビジ第24節のVVVフェンロ戦に先発出場。チームは3-2の逆転勝利を収めたが、終盤の88分に2枚目のイエローカードを受けた堂安は退場処分となった。
堂安はオランダで初の退場処分。8日に行われる次節のユトレヒト戦は出場停止となることが見込まれる。
だがバイス監督は、「1週間待たなければならないのは彼にとって良いことかもしれない。おそらく我々は、日本代表の遠征に参加することを選んだ彼が受けた影響を小さく見積もっていた部分もあるだろう。この休みを活かして回復することができる」とコメントしている。
堂安は日本代表として出場したAFCアジアカップ2019で決勝まで戦い抜き、フローニンゲン合流後もすぐに先発に復帰してフル出場を続けていた。エールディビジ自体は年末から1月にかけて約1ヶ月間のウィンターブレイクがあったため他の選手たちは休養を取ることもできたが、堂安は休まず戦い続けている状況だった。
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