リバプール【写真:Getty Images】
元オランダ代表のルート・フリット氏にとってリバプールがプレミアリーグを制するには時期尚早と感じているようだ。英紙『ミラー』が報じている。
フリット氏は同紙で「リバプールは非常にロングボールを多用する。モハメド・サラーのような選手がいるのに間違った戦術でサッカーをしている」とリバプールの戦い形に疑問を呈している。続けて「プレス、創造性、そしてエネルギーも欠けているね。彼らはタイトル獲得のチャンスを失った」と優勝の可能性がなくなったとも語っている。
現在56歳のフリット氏はミランでチャンピオンズリーグ(CL)を2度優勝し、1988年にはオランダ代表としてヨーロッパ選手権優勝を成し遂げるなど多くのタイトルを獲得してきた。そんなフリット氏の目には今季リバプールがプレミアリーグで優勝をする事が出来ないと映っているようだ。
なおリバプールは現地時間3日に行われたプレミアリーグ第29節でエバートンと対戦し0-0で引き分けマンチェスター・シティに首位の座を奪われ2位に後退した。直近のリーグ戦6試合で4引き分けと勝ち点3を獲得出来ないリバプールはフリット氏の予想通りリーグ優勝を逃してしまうのだろうか。
【了】