メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】
【メルボルン・ビクトリー 0-2 ニューカッスル・ジェッツ Aリーグ第21節】
オーストラリア・Aリーグ第21節の試合が2日に行われ、メルボルン・ビクトリーとニューカッスル・ジェッツが対戦。アウェイのニューカッスルが2-0で勝利を収めた。
負傷から復帰後、前節のダービーマッチで先発復帰を果たしたビクトリーの本田圭佑は、2試合連続の先発出場。中盤右サイドに入った。
ビクトリーは前半から主導権を握り、何度か決定的な形でゴールを脅かす。本田も13分、21分と2本の強烈なシュートをGKに阻まれるなど積極的にゴールを狙っていた。
だがFWバルバルセスのシュートも右ポストを叩くなど、ビクトリーはチャンスをあと一歩で活かせず。すると34分、波状攻撃からゴール前にこぼれたボールをMFクトゥルンビスが押し込み、アウェイのニューカッスルが先制点を奪った。
後半立ち上がりの50分にはビクトリーがFWアティウのゴールで追いついたかに見えたが、これはオフサイドの判定。クロスを折り返したDFブラウンがわずかにオフサイドポジションだった。
78分には左からのクロスに本田が飛び込んでヘッドで合わせたが枠を捉えられず。復帰後初のフル出場を果たした本田だがゴールを生み出すことはできなかった。
90分に退場者も出して10人になったビクトリーは、アディショナルタイムに2点目を奪われて勝負あり。4試合連続で白星を逃す結果となり、本田は復帰以来まだ勝利を味わうことができていない。
【得点者】
34分 0-1 クトゥルンビス(ニューカッスル)
90+6分 0-2 ペトラトス(ニューカッスル)
【了】