明治安田生命J1リーグ第2節の試合が1日および2日に各地で開催された。

　1日金曜日に開催された試合では、昨季J1王者の川崎フロンターレとアジア王者の鹿島アントラーズが対戦して1-1のドロー。ともに今季初勝利はならなかった。サンフレッチェ広島とジュビロ磐田の対戦は0-0のドローに終わった。

　2日の試合では横浜F・マリノスがベガルタ仙台を2-1で下して開幕から2連勝。ガンバ大阪はFWアデミウソンの2ゴールなどにより清水エスパルスを4-2で下して初勝利を挙げた。名古屋グランパスは交代出場のFW赤崎秀平の2得点でセレッソ大阪を破り、2試合連続の無失点勝利を収めている。

　FWダビド・ビジャらを擁するヴィッセル神戸はサガン鳥栖をホームに迎え、そのビジャの移籍後初ゴールで1-0の勝利。かつてスペイン代表の前線でともに活躍したFWフェルナンド・トーレスとの日本での初対戦を制した。

　16時キックオフの試合では、北海コンサドーレ札幌がアウェイで浦和レッズに2-0の勝利。新加入のFW鈴木武蔵が2ゴールを挙げている。

　久保建英も2試合連続で先発したFC東京は、アウェイで湘南ベルマーレに3-2の勝利。大分トリニータと松本山雅FCの昇格組対決は1-0で松本に軍配が上がった。

　開幕から2試合を終えて連勝を飾ったのは名古屋と横浜FMの2チーム。得失点差で名古屋が前節に続いて首位を守った。鳥栖は唯一の2連敗で最下位に沈んでいる。第2節の全9試合の結果は以下のとおり。

川崎F 1-1 鹿島
広島 0-0 磐田
横浜FM 2-1 仙台
清水 2-4 G大阪
名古屋 2-0 C大阪
神戸 1-0 鳥栖
浦和 0-2 札幌
湘南 2-3 FC東京
大分 0-1 松本

【了】