ハンブルガーSVの酒井高徳【写真:Getty Images】
ドイツ2部のハンブルガーSV(HSV)に所属するDF酒井高徳は、現地時間4日に行われる第24節のグロイター・フュルト戦では守備的MFのポジションで起用されることが見込まれている。独紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』などが伝えた。
ヤーン・レーゲンスブルクに1-2で敗れた前節の試合では、守備的MFとしてプレーする2人の選手がレッドカードを受けて退場。グロイター・フュルト戦には出場することができない。
代役として、通常はサイドバックでプレーする酒井が中盤に置かれる見通し。過去にもプレーしたことのあるポジションだが、今季のHSVでは初となる。
「新しいポジションでもあまり変わりません。サイドバックの場合と同じです」と酒井はポジション変更についてコメント。「守備のときだけもう少し中央に残るようにしなければいけないだけです」と述べている。
いずれにしても、2試合白星のないチームが悪い流れを断ち切るため、より攻撃的な意識を持つことが必要だと酒井は主張。「最近の試合ではボールを取っても後ろや横へプレーすることが多すぎました。もっと前へ速くプレーすればもっと危険にやれるはずです」と訴えている。
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