吉田麻也【写真:Getty Images】
サウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督が、DF吉田麻也を起用しなかったことについて語った。クラブの公式サイトで1日の会見の模様が紹介されている。
日本代表としてアジアカップに出場していた吉田は、大会を終えてすぐにサウサンプトンに合流したものの、なかなか起用されていなかった。その間、チームは調子を落としており、吉田の起用を望む声もあがっている。そんな中、先月27日のフラム戦では吉田が久々の先発起用となり、2-0の勝利を収めていた。
ハーゼンヒュットル監督は吉田について、「アジアカップに出たマヤをすぐに戻すことは不可能だった」と発言。その理由として「彼が不在の間、エバートンとレスターに勝ち、とても良い結果を残していた」ことを挙げ、「かえる理由がなかった」と述べた。
さらに指揮官は、「マヤは非常にオープンマインドで、チームがうまくいっているとき、戻ってきてもすぐにチームに戻れないリスクがあることを理解していた」とコメント。「我々は彼のクオリティを分かっているし、この前の試合は彼の経験を示してくれた。彼は我々にとってとても重要な選手だった」と、信頼を協調している。
サウサンプトンは2日、マンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦する。吉田は2試合連続の先発となるだろうか。
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