日本代表の遠藤航【写真:Getty Images】
ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に所属する日本代表DF遠藤航は、レギュラーシーズンに続いて行われるプレーオフで負傷からの復帰を果たすことが見込まれている。ベルギー『ヘット・ニュースブラット』が伝えた。
日本代表としてAFCアジアカップ2019に出場した遠藤は、イランと対戦した準決勝で負傷。カタールとの決勝には出場できず、クラブに戻った後も欠場が続いている。
クラブドクターのペーター・ボラルス氏は遠藤の現状について、順調な回復をみせていると説明している。「リハビリは非常に順調だ。だが、まだフィットしてはいない。今は日本人フィジオセラピストとともにピッチ上でトレーニングしている」と同氏は語る。
ベルギーリーグで好調な戦いを続けるSTVVは現時点で5位に位置し、6位以内での優勝プレーオフ(PO1)出場に迫っている。残り3試合となったレギュラーシーズン中に遠藤が復帰する可能性は低いようだ。
「彼の起用が可能になるのはポストシーズンに入ってからだ。負傷の程度を考えれば、あまり早く復帰させすぎるつもりはない」とクラブドクターは述べている。
遠藤自身も1日にツイッターの公式アカウントで、「リハビリはかなり順調です」とコメントしている。復帰までにもう少し時間はかかるが、着実に前進は遂げているようだ。
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