ハリー・ケイン【写真:Getty Images】
イングランドのFA(フットボール・アソシエーション)が、トッテナムに所属する25歳のイングランド代表FWハリー・ケインに対する処分を行わないようだ。2月28日に英メディア『BBC』が報じている。
問題を指摘されたのは現地時間27日に行われたプレミアリーグ第28節の試合。トッテナムはチェルシーのホームに乗り込んで対戦し、ケインは先発出場を果たしている。試合開始して23分、ケインは口論になったチェルシーのアスピリクエタに向かって頭突きのような動作を行なった。アスピリクエタは痛がる素ぶりを見せることはなく、主審も笛を吹かなかったため、警告対象にはならず。
ただ、映像には残っているため、処分の対象になる可能性が浮上していた。同メディアによると、FAからのお咎めはなしだという。問題行為ではないと判断しており、出場停止処分を免れる形となったようだ。
そのため、現地時間3月2日に行われるアーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”は出場可能となった。今季公式戦33試合に出場し21得点6アシストを記録しているエースだけに、トッテナムにとっては朗報と言えそうだ。
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