ティモ・ヴェルナー【写真:Getty Images】
ライプツィヒに所属する22歳のドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが、バイエルン・ミュンヘンと個人合意に至ったようだ。27日に独紙『シュポルトビルト』が報じている。
ヴェルナーはシュトゥットガルトの下部組織で育ち2013年にトップチームへ昇格。2016年7月にはライプツィヒへ移籍し、今季は公式戦25試合に出場し13得点3アシストを記録している。ドイツ代表としては2017年3月のイングランド戦で代表デビューを果たし、通算23試合出場で9得点。ドイツの将来有望な選手として期待されている。
同紙によると、契約満了となる2020年6月までにバイエルンへ移籍することで、ヴェルナーの代理人を務めるカールハインツ・フェルスター氏を通じて個人合意に至ったという。過去にはニクラス・ジューレをホッフェンハイムから獲得する際にもフェルスター氏が関与して交渉を進めており、今回も同じような形でヴェルナー獲得の計画を進めているようだ。
ただし、ライプツィヒにヴェルナーを売却する意思はない。今季中にも契約延長オファーを提示する予定だとされる。そのため、クラブ間の交渉は難航する可能性も。とはいえ、ヴェルナーが契約更新を受け入れなければ2020年夏にはフリーで退団することになる。ライプツィヒとしても、状況次第では売却に応じる必要が出てくるだろう。
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