ブレンダン・ロジャース新監督が就任したことで、レスター・シティの戦い方や先発メンバーは変化することになるのだろうか。英メディア『トークスポーツ』は、FW岡崎慎司の先発起用の可能性も含めたメンバー案を提示している。

　プレミアリーグ6試合で1分け5敗と不振に陥っていたレスターは、クロード・ピュエル前監督を解任。新監督にはスコットランドのセルティックを率いていたロジャース監督が就任することが26日に発表された。

　そのロジャース監督がスタンドから見守る中で行われた26日のブライトン戦には、レスターは2-1で7試合ぶりの勝利を収めた。新監督は3月3日の次節ワトフォード戦からチームを率いることになる。

『トークスポーツ』は、ロジャース監督がレスターに“改革”をもたらすことが見込まれるとして、今後の戦いに向けた4通りの先発フォーメーションを提示。その中の2つに、今季ここまで1試合しか先発のない岡崎を含めている。

　ひとつ目は、ロジャース監督がリバプールをプレミアリーグ準優勝に導いた2013/14シーズンをモデルにするという案。ハイプレス・ハイテンポのスタイルを再現するため、「粘り強さのある岡崎を先発に戻してプレスをスタートさせる」として、ジェイミー・ヴァーディーとともに2トップの一角に日本人FWを置いている。

　もうひとつは、ロジャース監督がセルティックで成功した戦い方をベースとしつつ、今季5得点4アシストと好調なMFジェームズ・マディソンを活かすため自由にプレーさせるという案。その仮想フォーメーションでも岡崎はヴァーディーとともに前線に配置されている。

【了】