ハンブルガーSVは2019年に入ってアウェイでは勝利を挙げていない【写真:Getty Images】
ハンブルガーSV(HSV)の2019年アウェイ初勝利はいつになるのだろうか。
現地時間24日、ドイツ・ブンデスリーガ2部第23節が行われHSVは敵地でヤーン・レーゲンスブルクと対戦し1-2で敗れた。
先制したHSVだったが、終盤に立て続けに2失点し逆転負け、ハネス・ヴォルフ監督も「我々にとって苦い日曜日の午後となってしまった。2019年は良いスタートが切れていない」と試合後に語った。
監督の言葉通り今年に入り5試合で1勝とチームの勢いが止まってきている。特にアウェイ戦は深刻だ。ここ4戦連続勝ち星なしでその間の得点が2に対し失点は9と守備の崩壊が目立っている。前半戦の成績(アウェイ9試合で7勝1分1敗)を考えると大きな違いだ。
現在勝ち点「44」のチームは首位をキープしているものの、27日に2位で勝ち点「42」のケルンがアウエに勝利した場合、昨年11月以来の2位転落となってしまう。また3位のウニオン・ベルリンは「41」、宮市亮が所属するザンクト・パウリも「40」の4位と勝ち点5位内に6チームがおり混戦模様だ。
「恐らくシーズン終了まで昇格争いは続くだろう」と話すヴォルフ監督。苦手なアウェイ戦を克服する事がHSVにとって1部昇格のキーポイントとなりそうだ。
【了】