マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第26節の試合が現地時間24日に行われ、マルセイユとレンヌが対戦して1-1のドローに終わった。フル出場したマルセイユの日本代表DF酒井宏樹に対し、フランス各メディアはやや厳しい評価を下している。
酒井はアジアカップからチームに復帰して以来4試合連続の先発フル出場。不在中に連敗を喫していたチームが復調して3連勝を収める戦いに貢献していたが、レンヌ戦ではチームを勝利に導くことはできなかった。
酒井に対する各メディアの評価は、全体的に低調な評価を受けたマルセイユの中では平均的だが、及第点を下回るものが大半となった。『ル・プロヴァンス』紙は採点「5」をつけ、「意欲的によく戦ったが、プレーが粗いことが多かった」と評した。
『90min』では「4」と低評価をつけ、レンヌのセネガル代表FWエムバイェ・ニアンに苦しめられたことを強調。採点「5」の『maxifoot』でもニアンに手を焼いていたことに言及しつつ、「スタートは良くなかったが後半には持ち直した」と述べている。
『le Phoceen』では採点「5」とし、「あまり冷静にプレーできていなかった」とコメント。『homme du match』では採点「5.5」をつけ、「集中力と決意を見せた」と守備面のプレーを好意的に評価している。
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